関西で放映されている、日曜日のNHK番組「ルソンの壺」をよく観る。
少し前の放映だが、京都の町屋再生のひとり、「くろちく」社長である黒竹さんの話を興味深く聴いた。
火鉢をワインクーラーにしていた外国人との会食、新しい見方や発想が新たなビジネスを生み出すきっかけだと気づいたとのこと。こうした発想は思いつきや、損をしても構へんという、おおらかさに支えられることを感じさせられるものだった。
計画はたしかに大切だろう。でもそうした短い時間とのつきあい方が発想を縛り、つまらないものにする面もある。予定は未定、いま先が見えているということはそれ以外のことは見えないということでもある。キャリア教育や学校の戦略論など、おもしろいこと(それは不確かなことでもある)を忘れないようにつもりしたい。
30年前、JALが潰れるとはおそらく誰も想像しなかった。そしてパソコンのない生活が成り立たないようになることも同じように想定外だった。だからこそ常に思いたい、瓢箪から駒って楽しいってことを。
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