大阪経済大は10日、ラグビー部員3人が大麻取締法違反容疑で逮捕されたほか、部員2人がアダルトビデオに出演していたことが分かったとして、同部を無期限活動停止にしたと発表した。
大学によると、部員2人は「お金がほしくて出た」と話し、ビデオ出演を認めているという。大学は、学生の本分に反したとして2人を厳重注意。ほかにも、卒業した元部員2人が在学中に出演していたことが確認されたという。
重森曉学長は「学生3人が逮捕され、社会の皆さまにご迷惑をかけたことをおわびしたい。ビデオ出演は残念というか遺憾で、良識を欠いたあってはならない行為だ」と話した。(朝日新聞、2009.07.11)
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大学の大衆化もここまで来たかと思わされる。
学生のアダルトビデオへの出演。確かに違法じゃないけれど…。格好悪いんじゃと思うのは、古い世代の感覚ゆえ?
別の見方もできるだろう。それだけ出演者が求められるのは、世の中の需要がある証拠。「世のため」になることを合法的にやるのなら、何ら咎められることはない、と。
その玉虫色的な決着が、厳重注意に留まらざるを得ないあたりに現れている。「いけない」とまでは言えないけど、気を付けてね、というくらいではないか。正面切って「許されない」という御仁はいるだろうか(非難するあなた、アダルトビデオを見たことはないでしょうね)。
これからの大学生らしさとは? 18歳人口が長期的に減少することが明らかな今、大学の悩みはいっそう深まることだろう。いやはや。
2 件のコメント:
大麻取締法違反という「違法」行為とAV出演という「不適切」行為を不用意にまとめてはいかんですね。ちゃんと線引きしないと。
現役女子大生AV女優は過去にも例があったと思うけど、男優は初めて? いや、詳しくは知らないよ。ほんとだよ。(^_^;)
こんなのいちいち処分をしていたら大学当局の身がもたないですねえ。
みのりんさん、
コメントをありがとうございます。
今日の新聞、立命館大学のアメフト部の学生が、AVに出演したため退部処分になっていたとのこと。大学もこれから学生の処分を考えるといいます(2008.7.12、朝日)。
こんなあれこれに追われる一方で、かたや研究業績と教育評価、さらに社会貢献にがんばれって…。
兵站の発想を欠いていたとも言われる先の大戦の経験からまだ学ばずですか。人的リソースは最大の資源ですぞ。大切にせにゃあ。
この間の教授会、終わったのは夜の10時前でした(-_-)。
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