2010年1月1日金曜日

新年おめでとうございます


昨年後半は休みばかりで、およそブログの体をなさず、反省しきりです。
こちらを覗いてくださった皆さま、2010年は心機一転、ご期待くだされば幸いです。

昨年の12月、まったくの休暇でドイツに行ってきました。
初めてドイツに訪れてから、すでに20年少しが過ぎました。その間、いくつかの出会いがありましたが、いまや行くところはほぼ決まっており、そこへはもはや旅行というよりも帰省に近い感じです。

それなりに慣れ親しんだ所とはいえども、いまなお新鮮な発見はあるのが興味深いところですが。

たとえば、家族のあり方について。

あるお家にお邪魔しましたが、ご夫婦はいずれも離婚を経験して、現在はいわゆる内縁の夫婦(ドイツ語では、Lebensgefaehrde, と言いますが、生涯を連れ添う、という感じでしょうか。)今のところ結婚はしていません。この二人のところに、それぞれの子どもが集まります。お父さん方の子、お母さん方の子、ということですね。さらにすでに成人となった子どもの中には、離婚して子どもを連れた女性と内縁の夫婦となっている人もいます。この女性は子どもを元夫のところに預けて、今の彼とやってきました。

かれらは、たとえばクリスマスパーティーに集い、ともに食事をしておしゃべりとゲームに興じるのです。こうした人たちが、遠慮しあうことなく互いの愛情を示し合っていることを不思議にも、また羨ましくも感じます。

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