阪神大震災15年目が目前、テレビが震災特集を報じていた。
そこに映った宮大工の一言。「揺れなきゃだめだ」と師匠から教わったという。
法隆寺など1000年を越えるものすらある木造建築に、こういう智恵が含められていたことに驚かされる。
「揺れ」が環境の変化に対応することだと捉えれば、組織も似たようなものと見ることができるだろう。組織の外そして中の環境の変化がしばしば起こることを前提に、しなやかなことがきわめて大切なのだとわかる。
組織を「一丸となって」と強固にイメージするよりも、ゆらぎを自らも起こすことができるようなものと喩えること、環境変化がより激しい学校という場を捉える上でより説明的ではないだろうか。
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