2010年1月3日日曜日

フィンランドでまた銃乱射

大晦日に痛ましい事件が起こった。

フィンランドで2番目に人口の多いEspooという都市にて、かつての恋人に近づかないよう命じられていた43歳のコソボ出身の男が、この女性と彼女の同僚ら5人を射殺、その後、自分の部屋に戻り、銃で自殺した。警察は人間関係のもつれによるものと見ている。この日に予定されていた町主催の大晦日コンサートは、中止になったという。

2007年、2008年にもフィンランドでの銃乱射が起こり、銃規制を強めるべきと声が挙がっていたそうだが、530万人口に対して160万丁の銃、他国に例をほとんど見ないほどの銃があるとのこと(以上、http://www.tagesschau.de、による)。

学力問題に絡んで「豊かな国、フィンランド」と評する人に即、答を求めるのは酷だろうが、こうした側面も踏まえなければならないならば、いかにグローバル化したとはいえ、なかなか他の地域のことは(自分たちの地域のことですら)わからない、とも考えるべきなのだろう。

0 件のコメント: